冬病夏治とは? 夏に始める鍼灸で冬の不調を予防する東洋医学の知恵

query_builder 2026/08/02
冬病夏治とは? 夏に始める鍼灸で冬の不調を予防する東洋医学の知恵

このたびの熊本県を中心とした地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く穏やかな日常が戻りますよう、心よりお祈り申し上げます。



こんにちは、兵庫県伊丹市おかだ鍼灸指圧院こころ堂の岡田です。

毎日厳しい暑さが続いていますね。「夏バテに気をつけよう」と考える方は多いと思いますが、東洋医学では、夏は冬の健康を育てる大切な季節と考えられています。


「冬になると風邪をひきやすい」

「毎年冬になると、冷えや咳、喘息、肩こりなどの症状が悪化する」

「寒くなると体調を崩しやすい」――

そんな冬が苦手な方にぜひ知っていただきたいのが、東洋医学の考え方である**冬病夏治(とうびょうかち)**です。


冬病夏治とは、「冬に起こりやすい不調を、陽の気が最も盛んな夏のうちから整えて予防する」という養生法です。この時期に鍼灸で体質を整えることで、秋から冬をより元気に過ごせるよう体づくりを目指します。



夏は「冬を元気に過ごすための準備期間」です


実は、夏という季節は**冬を元気に過ごすための「バッテリー充電期間」でもあります。

東洋医学では、夏にどれだけ**陽気(ようき)**を蓄えられるかによって、冬の体調や免疫力に大きな差が生まれると考えます。

こころ堂では、夏至を過ぎる頃から、この考え方をもとに施術で使うツボを少しずつ変えています。

特に増えるのが背中へのお灸です。

背中には、体を温める力や生命エネルギーを高める大切なツボが集まっています。これらを刺激することで、冬に向けた「冷えに負けない体づくり」をサポートしていきます。



「夏なのに体を温めるの?」と思われるかもしれません


しかし実は、夏の体は思っている以上に冷えています。

東洋医学では、夏は体のエネルギーが外へ向かって発散しやすい季節です。そのため、体の内側は意外と冷えやすい状態になります。

さらに、

  • 一日中クーラーの効いた部屋で過ごす
  • 運動不足になる
  • 冷たい飲み物やアイスなどを摂り過ぎる

こうした生活が続くと、体の内側から冷えが進み、胃腸の働きや巡りも低下してしまいます。



夏の冷えは、秋・冬の不調につながります

冷えたまま秋を迎えると、季節の変化に体がうまく対応できず、夏バテが長引いたり、疲れが抜けにくくなったりします。

そして、その状態のまま冬を迎えると、冬の始まりは何とか過ごせても、寒さが本格的になるにつれて「充電していたはずのバッテリー」が切れたように、さまざまな不調が現れやすくなります。

だからこそ、夏の過ごし方が冬の健康を左右するのです。


暑い夏だからこそ「冷やしすぎない」ことが大切です

もちろん、猛暑日にはエアコンは欠かせません。

大切なのは、冷えっぱなしで一日を終えないことです。

例えば、

  • 一日の終わりには湯船にゆっくり浸かる
  • 温かい食事やお茶で体の内側を温める
  • 朝や夕方の涼しい時間帯に無理のない範囲で散歩をする


こうした小さな習慣が、夏の冷えをリセットし、冬に向けた体づくりにつながります。

ただし、散歩などの運動は体力も必要です。その日の体調を見ながら、無理のない範囲で取り入れてください。

こころ堂では、季節の移り変わりに合わせて施術内容も少しずつ変えながら、その時期に必要な体づくりをお手伝いしています。

「冬の元気は、夏につくる。」

この夏を、未来の自分への健康貯金の季節にしていきましょう。


兵庫県伊丹市おかだ鍼灸指圧院こころ堂。




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おかだ鍼灸マッサージ院こころ堂

住所:兵庫県伊丹市西野2丁目2

電話番号:072-777-1213

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